この度は弊社ホームページをご覧いただき有難うございます。
日本語の『縁結び』の言葉から結婚相談所を想像された方もいらっしゃると思います。
弊社の大きな目標として、社会の『ご縁を結ぶ』会社へ育てて参りたいと思っております。
代表挨拶
特に日本文化を下支えする工業や技術、材料や素材を大切にしながら
脈々と受け継がれてきた伝統的な技術や素材について
「金の切れ目は縁の切れ目」をシャレに当時在住していた東京都台東区を拠点に
2004年の「なんじゃ、そうじゃ、三社祭じゃ!」を皮切りに
「下町そぞろ歩き」などを企画・主催して『東京円結び』の名前で活動をスタートさせました。
昨年元旦の石川県輪島市しかり、後継者問題の大きな関門となる
『生きて行くための資金』を稼げる事業継承でなければ消えて行くしかない
この苦しく悲しい現状を変換して行く力を『円結び』で実行するしかない!と起業し
自身も生活苦を味わいつつ今年は法人化してから2025年8月に10周年を迎えます。
そうした強い意志と希望を忘れず今に至るのは
1997年、契約社員として1年間 商品企画部でお世話になった西陣ネクタイ株式会社に在職中
デザインの仕事で、最低月に1回は京都訪問していました。
当時はバブル崩壊後ながらも細々と西陣界隈に機屋(はたや/織物工場)の
機を折るパシャン、パシャンと勢いのある音が響いていました。
ところが1年間、毎月訪問する度に、その音が小さくなって行く経験が
こうした思いを奮い立たせる基盤となりました。
また自身が学生時代お世話なった筆屋さんしかり
驚くべきことに、今や製造種類が1980年代の半分以下になっています。
日本には美しい物が沢山ある。
けれど其れ等を作っている(創っている)人々が居なくなれば
この素晴らしい品々を新たに生み出すことは出来なくなってしまう。
更には造り方やどの様な材料でどの様な手法で生み出されているのかすら判らなくなる
この問題に立ち向かうべく前進するのみです。
最後に
法人化するまでに出逢ってきた
素晴らしい方々の貴重な体験談また多くの共感、感心と興味でSNSや
口コミなどで情報を拡散したり紹介下さった皆様の応援があっての事です。
ありがたく、また今も感謝の気持ちを忘れず持ち続けています。
ありがとうございます。
衰弱した現場を世界へ羽ばたかせることの出来る縁結びとして
「今の自分には何が出来るのか?」自問自答しながら
このHPをリニューアルするに当たり自身も10年前より羽を広げ
現在はようやく羽ばたく為のランディングを始めた気がして居ります。
末長く、互いの成長を喜び合える、そんな未来に希望と夢を馳せます。
プロフィール

株式会社東京円結び代表取締役
新井淑子
和文化プロデューサー/株式会社 東京円結び 代表取締役/コラージュリスト…そして自由人
山口県柳井市生 女子美術大学 芸術学部 絵画科 日本画専攻卒
日本画材などによる絵画表現と絵画講師・デザイン業務活動
活動履歴
2004年 | 東京円結び主催の初イベント「なんじゃ、そうじゃ、三社祭じゃ」 を浅草ビューホテルにて開催 本陣のみならず、外国人観光客も集客 |
2005年 | 早稲田大学文学部の夏期履修にて学芸員単位取得 |
2006年 | 入谷中央商店街振興組合の事務局業務と広報・イベント企画担当就任 |
2007年 | 東京円結びとして「浅草芸者とお座敷遊びの会」を企画・主催 |
2008~2010年 | 入谷中央商店街振興組合他3商店街共同参加イベントとして、台東区商店連合会主『Vol.1~3 昔の音が聞こえる街』を企画・プロデュース ※ 全国信用組合連合会商店街企画部門上位入賞 |
2012年 | 『浴衣で下町そぞろ歩きの会/朝顔まつり』開催 |
2012年 | 『こと/箏♪はじめ』のワークショップを企画・主催 以後『こと/箏♪あそび』と現在に続く |
2014年~ | 北千住 Cwave(当時クロスウェーブ千住)にてインターネット TV ラジオ番組『オールライト ニッポン』主催 |